アブラハムは彼に言った。『モーセと預言者たちに耳を傾けないのなら、たとえ、だれか死人の中から生き返っても、彼らは聞き入れはしない。』」(ルカ16:31)
主イエスは、金銭を愛するパリサイ人にたとえ話をなさいました。
ここでは死んだ二人の人の異なる末路があります。金持ちは好き放題して暮らしていましたが、神を信じず苦しみの場「よみ(ハデス)」に導かれました。
お金は天国への切符になりません。
一方、貧乏人ラザロは生前苦しんでいましたが、神を信じて神のみもと「パラダイス」へ導かれました。金持ちはあまりに苦しいので、ラザロに助けを求め、生きている家族に「ここには決して来るな」と伝えに行ってくれと願います。
ところが、それは無理なことです。
さらに、神のことば聖書が与えられ、キリストのことを聞いても信じない人には、死者がよみがえって伝えに行っても信じないと語られます。その通りと思います。
聖書以上の書はこの世界にありません。すべて書かれているのに、それを信じないならば、「私は死後の世界を知っています。伝えましょう!」という人が現れたとして、誰が信じるのでしょうか。
お金では天の御国には行けません。神の救い主、イエス・キリストを受け入れましょう!
(2019年7月14日 週報掲載)