*** 11/20(日)主日礼拝 説教概略 ***
植物を育てる際に、葉や枝が多すぎると害虫が発生しやすくなるなどして、かえって成長を阻害してしまいます。そこで「剪定(せんてい)」という作業をします。「剪定」というのは、無駄な葉や枝を刈り取り、バランスを整えることです。それによって、植物の見栄えも良くりますが、害虫からも守られ、より良い成長を促すことができるということです。
申命記29:29にこうあります。
「隠されていることは、私たちの神、主のものである。しかし現されたことは永遠に私たちと私たちの子孫のものであり、それは私たちがこのみおしえのすべてのことばを行うためである。」
中国の昔話に「天国と地獄」の話があります。どちらも腕より長いようなお箸で食事をするという設定ですが、地獄ではいつも飢え、天国では皆が満腹していると言います(子ども絵本では、絵もあってわかりやすいです)。なぜでしょう?
皆さんは、歩みの中でむなしいと感じることがあるでしょうか。中には、むなしさの中で求道され、イエス様を信じるようになった方もいらっしゃると思います。実は、私たちの心は「むなしさ」を感じることことができるように神様によってデザインされています。それはパスカルが言った格言「私たち人間の心には、神のかたちをした空洞がある」とのことばにも通じます。