*** 1/19(日)主日礼拝 説教概略 ***
伝道者の書も、いよいよ最後となりました。学ぶ前と学んだ後とで、いくらかでも理解が進み、神様のみこころを1mmでも深く知るようになっていることを願います。この書から、この世界が人には理解できない不条理に満ちていることを様々な角度から教えられてきました。それが「空の空」「むなしい」ということばで表現されているのです。しかし、この書は不条理でむなしいことだけを伝えているのではありませんよね。
オリンピックの実況で「まさか!?」ということばを頻繁に耳にします。予想外の結果が訪れることがなんと多いことかと思わされるのです。「メダル確実」なんてことばは、覆されるためにあるのではないかと思うほどです。参加する以上は、参加するすべての人にその可能性があるわけです。実績があるから確実だとも、能力がずば抜けているから必ず!とも言えない。それが、私たち人間です。