久しぶりに「牧師のつぶやき」の記事です。
昨今、TVでもネットニュースでも「宗教二世問題」が世間を騒がせています。
正統的と言われるプロテスタントやカトリック教会でも、この問題は他人事で済ませることはできないものと思います。ただし、あまり表面的な部分だけで考えると、結局は何の問題解決にもなっていかないと思われます。そういうわけで、今回は少し本質的な問題に切り込んで考えてみたいと思います。
教会に集っているある方から教えていただいたことばをご紹介します。
1969年、人類が初めて月面に降り立ったとされるアポロ11号の宇宙飛行士、マイケル・コリンズ氏のことばです。
「世界の指導者達が、遥か上空から自分たちの星を見たら、
彼らの態度も根本から変わるはずだ。
何よりも重視している国境は見えないし、言い争いもぱったり聞こえなくなる。
地球は見える姿の通りにならなければならない。
資本主義者も共産主義者もない、青と白の姿に。
金持ちも貧乏人もない、青と白の姿に。」
わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ13:34)