お母さん自身のケアも大切です。
自分自身にも、教えることにも、よく気をつけなさい。(Ⅰテモテ4:16)
聖書にこうあるように自分自身にもよく心を配り、ケアされていないと良い子育ては難しいですよね。特に子育ては24時間営業の一大事業です!
親は親としてだけの働きじゃありません。お仕事や家事、ご主人の助けなど色々あるわけです。その中での過酷な働き!重労働。大変です。
ですから、お母さんが疲れ果て倒れてしまうと子どもたちへの良いケアはできないのです。
なお、私たちがあまりに忙しくマルチタスクで歩んでいると、ADHDのような症状が出てくることがあるそうです。
とくに現代人はスマホで色々な人と連絡とりながら、一つの仕事に集中できないので。色々な事に注意が行き過ぎて、「注意が欠如」してミス多発状態になります。
神様は、週に1日はゆっくりせよと聖なる日、礼拝の日を命じられました。
礼拝はお務めではなく、心も体も神様の前に出てやすらぎ、励まされ、力をいただく日です。
なかなか事情が許さない方もいると思いますが、一週間の感謝をしに、また新しい週のために英気を養うために、ぜひ礼拝に!
子どもたちも実際、それで守られています。神様の前に出てしっかり休み、励ましをいただくことで肉体的にも、精神的にも強められているからです。
私たちは子どもたちに愛を伝えたい。愛したい。
しかし、自分は愛を受けているだろうかとも思わされます。
愛を知らない自分が、子どもたちにどんな愛を伝えられるだろうか?
不安ではないでしょうか?
あるお父さんは、子どもが自分にとって受け入れやすい「いい子」になってくれるよういつも祈っていました。
でも、実はこの姿勢が間違っていたので子どもたちの心は父から離れ、表情も暗く堅くなっていきました。
「いい子」になって欲しい。
「親が自慢できる子」でいて欲しい。
この願いはしばしば子どもたちに大きなプレッシャーを与えてしまいます。
親の望むような子でいられない時にこそ、親の愛が試されます。
「試し行動」とはそのためにされる行為です。わざと、親の嫌がる行為をしてみたり、親を怒らせたり、反発したりする。それは「見捨てられ不安」から来ています。こんな自分でも愛されるのか?親は自分を捨ててしまうのでは?愛想をつかしてしまうのでは?親の愛を試しているのです。暴れたり、不良の格好をしたり、心配させたり・・・それらもそうです。こういう事が少なからず、起こりえます。それに対して私たちの愛が上回っていることが大切。
そのためには???
お母さん自身が愛されていること。受け入れられていること。
愛を教えられていることが大切です。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」イザヤ43:4
神様は、あなたが良い母親であろうと、そうでない母親であろうと変わらずに愛しています。
成功しようと、失敗しようと、素直であろうと、意地っ張りであろうと、あなたが可愛くて仕方がないのです。
だから、大切な代わりのきかないイエス・キリストをあなたの代わりに犠牲に!
ここに無条件の愛があります。
いい子を愛するのは簡単です。
でも、反発し、言うことをきかない、叫んでいる子は大変です。
でも、その子にこそ愛が試されるのです。
神様は、私たちがどういう状態であろうとも愛しておられます。従おうとしない者をも愛し、ご自分のところに立ち返ることをいつも忍耐深く待ち続けておられるのです。
どうかこの愛の中にまずお母さんが安らぎ、その愛をいただきながら子育てに携わっていただくのならば、あなたもあなたのお子さんも本当の愛の中に安らぐことができます。
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