ワンオペ育児
共育ということ
子育ては「最も難しい働きの一つ」だと思います。
そもそもワンオペで可能なのでしょうか?
難しいでしょうね。周囲の助けが必要なのです!
子どもは1人1人違いますし、24時間営業ですし、自分の身をギセイにしなければできない働きです。まさに「共育」が必要なのです。「共に育てる、みんなで育てる」ことの大切さを改めて学ぶ必要があります。
2つ目の意味:親も子と一緒に成長しよう!共に育てていただこう!
ある牧師のわが子のための祈り・・・「神様を信じて親や先生の言うことを聞ける良い子になるように。勉強・運動をがんばり良い成績を取れるように」との祈りでした。
ところが、祈っているのに子どもたちは笑顔が失われ、家庭に冷たい雰囲気が流れるようになりました。祈っているのになぜ?との疑問がありました。
子どもは親の所有物ではありません。
価値のある尊い存在として神様に造られました。聖書ではどんな子であっても、子は神様からの贈り物、祝福と教えられています(詩篇127:3-5)。
親自身もこの土台に立って一緒に成長させていただきましょう。
インスタント育児
しかし、誰かを愛するための大事なポイントは、その人のために「質の高い時間をささげること」です。恋人に、時間がないので今日は一緒に過ごせないから、スマホで暇つぶししておいて!とはあまり言わないでしょう。
その人との時間を大切にすること!
短い時間であっても、その子だけの時間!を作ると良いのです。
子どもたちが本当に欲しいのは、高価なプレゼントや楽しい動画ではなく、お母さんお父さんと一緒に過ごす時間です。一緒に過ごしたいのです。
子どもたちを軽んじず、1人の大切な人格として尊ぶことをイエス様は教えておられます。彼らの存在から学ぶことも多いのです。少なくとも神様の視点ではそうなのです。
質問期
ある資料によれば、子どもは思春期までの間に50万回もの問いを持つとのこと(そんなに!?)。それは人間を造られた神様のデザインです。
人間は子どもの頃に「これは何?」「どうして?なぜ?」と様々な質問をするように造られているのです。そのようにして思春期までに大切なことを学び、基本的な価値観が築かれる。このチャンスはありがたいですよね。
私たちの側で、一生懸命教えなくても学ぶ機会になると言えます!!
問題は2つ
1.忙しい、または面倒で、その質問に答えない
2.答え方がわからない
わからないなりにも親が一生懸命答えようとしているならば、少なくとも子どもは、無視されているとは感じないし、親のその自分への姿勢から愛を感じるのです。