*** 7/7(水)祈祷会 ***
Ⅰテサロニケ5章16-22節「神の望み」
今日の前半のみことばは、多くの人に親しまれているみことばで、暗唱されている方もいらっしゃるみことばですね。賛美にもなっています。
短い文章で、端的でリズミカルに語られていて、覚えやすいですよね。
ギリシャ語でも16-17節は2語、18節前半は3語と、短く少ない単語で構成されています。
Ⅰテサロニケ5章16-22節
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。
Ⅰテサロニケ5章16-22節
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅱテモテ4:3-4はまさに、預言を軽んじる姿勢の表れだと言えます。
Ⅱテモテ4章3-4節
ですから、みことばを聴くひとりひとりも盲目ではなく、みことばをそれぞれによく学び、味わい、吟味することも必要です。21-22節でこう語られています。
Ⅰテサロニケ5章21-22節
21節 ただし、すべてを吟味し、良いものはしっかり保ちなさい。
22節 あらゆる形の悪から離れなさい。
それは「審査」ではなく、各自がみことばをよく味わいよく理解することです。
みことばから来ているものか、それとも人の個人的な思いからのものか。聖書が本当に語っているのか。吟味することは大切です。
そして、信仰者たちが祈りのうちに教えられ、本当に「みことば通り」だ「良いものだ」と示されたものは「良いものとしてしっかりと保たれる」必要があります。本当に良いものは、人に良い影響をもたらします。すぐにではなくても、ひとりひとりのうちに「いのちの水」となって、生きる力、神に栄光を帰す歩みへと導きます。
その良いものは、しっかりと意識して保つ必要があるのです。皆さんも、それぞれにご自身が語られ、良い影響を受けたみことばは、他の人に分かち合いたくなりますよね。
ご一緒に語られて参りました。救いの恵みにあずかっているということは、なんと幸いなことでしょうか。喜ぶ力、祈りの恵み、感謝する心。どれも主が与えくださり、心からそれをさせてくださいます。
主がそう願っておられるので、私たちもそう願い求め、この道に歩ませていただきましょう。そのために御霊の助けが必要です。みことばをまっすぐに受け、キリストについて行くことが必要ですね。こうして悪いものではなく、良いものを広め、継承していくことで教会は成長し、また宣教が進んでまいります。