*** 9/1(水)祈祷会 説教概略 ***
Ⅱテサロニケ2章6-12節「不法の者と神の聖なるさばき」
そして、本日のみことばに入りますが、6節以降、不法の者についてより詳しく語られていきます。
Ⅱテサロニケ2章6節
不法の者がその定められた時に現れるようにと、今はその者を引き止めているものがあることを、あなたがたは知っています。
Ⅱテサロニケ2章8節
その時になると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御口の息をもって殺し、来臨の輝きをもって滅ぼされます。
Ⅱテサロニケ2章9-10節
9 不法の者は、サタンの働きによって到来し、あらゆる力、偽りのしるしと不思議、10 また、あらゆる悪の欺きをもって、滅びる者たちに臨みます。彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。
黙示録19章11-16節、19-21節(主の勝利の様子) を開いてみましょう。
ここでは主イエス様と天の軍勢が悪の勢力を滅ぼす姿が語られています。
ここに登場する「獣」こそは、不法の者だと言えます。この獣は神に反逆する権力者たちを現しているからです。それは、イエス様ご自身もマタイ24:15で触れている「荒らす忌まわしいもの(第三版:荒らす憎むべきもの)」です。
Ⅱテサロニケ2章11-12節
11それで神は、惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになります。
12 それは、真理を信じないで、不義を喜んでいたすべての者が、さばかれるようになるためです。
ただ、神様の願いはいつでも、さばきを行うことではありません。それよりも、そのさばきに対して人が勝ち誇れる救いを誰もが得ることです。すべての人が滅びることなく、救いに招かれるようにと願うゆえに、神様は不法の者への聖なるさばきを啓示しておられるのです。