*** 1/19(水)祈祷会時の説教概略となります ***
※1/26(水)分は1/28(金)にアップ予定です。
アモス6章8-14節「主の声に聞く者こそ、主の民」
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とのことばがあります。
試練に直面している時は、必死に神様を仰ぎ見て、助けを求めます。しかし、試練を乗り越え、平安な日々が続くと、神様への感謝の心を失い、いつの間にか主の恵みを自分の努力にすり替えます。口先では「神様のおかげです」と言いながらも、心のどこかで自分たち自身を誇り始めるのです。
これは、私自身の経験から来るものです。謙虚さを失い、いい気になり失敗します。ですから、繁栄していたイスラエルの民の姿を見る時、私たちは自身の愚かさを気づかされる機会としたいと願います。
イエス様もそれはおっしゃっています。ヨハネ8:39-40 「自分たちはアブラハムの子孫だ。選ばれた神の民だ」と言うユダヤ人たちに、アブラハムの子孫なら、アブラハムのように歩むものだと教えます。アブラハムは神のみ声をよく聞いて生きる人でしたから、父なる神が遣わした私を受け入れ、聞き従うはずだと。
主の御声に聞き従うことこそ、主が喜ばれる道であり、その人こそ主の民なのです。