自分は何者なのか?この世界に必要な存在なのか?
悩む子は多いのではないでしょうか。
自殺願望、消えたい・・・。
コロナ下でそういう子も増えているかも知れません。
人がどれほど尊い存在として神様に造られ、愛されているのか。聖書から自分が何者なのかをぜひ子どもたちに知って欲しいと願います。
1.起源 人はどこから?
創世記1:26 神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」
・人は自由な意志を持ち、愛に応答できる存在です。
・良心があります:悪いことをすると胸が痛むのは、まさにそのためです。
2.人に与えられた能力のスゴさ!
詩篇8:5
あなたは 人を御使いより わずかに欠けがあるものとし
これに栄光と誉れの冠を かぶらせてくださいました。
神様が造られた人間はすごい!
目に見えないけど確かに存在する「心」を持つ存在。
興味深いことに、人体を解剖したとしても「あ、これが心です」と発見することはできません。どんなに解剖しても見つけられないでしょう。しかし、心は確かにありますよね。人は肉体だけでなく、霊魂、心といった部分も含めて存在しているのです。
同様に、いつまでも残る「信仰、希望、愛」を持てる存在でもあります。それらは本当に尊い価値を生み出しています。
また、神様によって創造された人はコンピューター、ロボットよりずっとすごいのです!数年前の情報ですが、世界最速のスーパーコンピューターでも人間の脳の0.002%程度の能力しかないと言われています。
人間の処理速度は実はとてもつもなく優秀です。人が目で見て認識しているままの景色を動画で再生するとなると、容量が膨大になりコンピューターでは表示できないでしょう。しかし、人はそれらを見ながら、少しもカクつくことなく、ラグが発生することもなく、自由に鮮やかに景観を、動画を脳の中で処理しているのです。
しかも、なんだかんだ言ってもコンピューターを作ったのは人間なのです!
人間の記憶容量:4.7GBのDVDが3万枚分(150TB)ほどであると言われています。
私の以前書いた論文(400字詰め原稿×100枚分)が、Word文書で容量が121KB
3.一方で人には罪がある、神の前に小さな存在でもある
ローマ3:9後半-10 私たちがすでに指摘したように、ユダヤ人もギリシア人も、すべての人が罪の下にあるからです。次のように書いてあるとおりです。「義人はいない。一人もいない。
神に造られた人のすばらしさを考えてみましたが、「自分こそが正しい」と考えることは危険です。この価値観を持つと、他の人の声も届かなくなり、神様の愛のことばも受け入れることができず、自分が自分をダメだと思えばそれが支配的になってしまうからです。
むしろ、自分の罪深さを率直に受け入れ、自分ではどうにも解決できないと知ることです。生かされていること、救いの希望がキリストにあることを知ることで、謙虚にさせていただき、感謝をもって生きることができるようになります。
罪を認めることは「ごめんなさい」を心から言える者になるのです。
4.人は神に愛され続けている存在
ヨハネ3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。