東村山福音自由教会 ✞ Sunrise Chapel: 子育て「3つのゆだねること」
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。(哀歌3:33)

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2022/05/11

子育て「3つのゆだねること」

*** 5/10(火)ママ’sカフェ 講演概略 ***

 子育て「3つのゆだねること」

「子育て」には、目をかけ手間をかけるという要素と「ゆだねて見守る」という要素の2つの要素があります。今日は特に「ゆだねる」ということを学びたいと思います。

 見よ 子どもたちは主の賜物 胎の実は報酬。(詩篇 1273節)

 未成年の子は親の責任のもとにあるが、決して親の所有物ではありません。神様から授けられ、育てることをゆだねられ、任せていただいているのです。神様からの特別なプレゼントであることを覚えながら、子育てにおいて握りしめすぎず、「ゆだねる」ということを学びましょう。

 子育てにおいて「ゆだねる」と言う場合、3つの「ゆだねる」をご紹介したいと思います。その前に、気をつけおきたい前提として次のことに心を留めましょう。

 まず、ゆだねることは、決して無責任になることではありません。無責任、無関心のゆえに「放任する」ことではないのです。「ゆだねる」という場合、何かあればいつでも助けられるよう愛をもって見守り、どんなことがあっても味方でいてあげることが必要です。
 決して見捨てない愛を伝え続けましょう。

 

1. 子自身にゆだねること

 子どもは幼い頃には何もかも親にしてもらう必要があります。しかし、成長とともに親が手を出すこと、口を出すことを控え、「ゆだねる」割合を少しずつ広げていく必要があるのです。

(1)子はゆだね、任せることで大きく成長します
 親がやりすぎると成長の機会を奪ってしまう可能性があり、もったいないですよね。

(2)失敗から学ばせる 「失敗の余地」を最初から備えておきましょう
 失敗から学ぶことは山ほどあります。親が先回りして失敗の機会を奪ってはいけません。
 転び方を学び、転んだら痛いこと、ケガする可能性があることを学び、
 さらに起き上がり方も学んでいくのです。

当然、親が手を出してしてあげる方がうまく行くし、親も心配にならないでしょう。しかし、手を出し過ぎず、あえて失敗の余地を残し、失敗から大いに学ぶように見守ってあげましょう。

ただし、これは個人差もあるので、その子の弱いところをよく見て、親が補ってあげることも大切。皆さんのお子さんの弱さはどこにあるでしょうか?それらは場合によっては、何歳になっても補い助けてあげる必要のあるものかも知れません。それもありでしょう。人には必ず弱さがあるので、助け合って生きる必要があるからです。

それと、甘えから「やっていない」ものと、能力的難しさでできないのとは違いますから、そこをよく見極める必要もあります。

 

2. 他の人の手にゆだねる
 
 親が一人で抱え込むのは良くありません。
 子も親も疲れ果ててしまうでしょう。

 何のために家族、親戚、友人たちがいるのでしょうか。

 何のために学校や様々な施設があるのでしょうか。

 何のために教会があるのでしょうか。

 一人で孤独に悩まず、周囲にある良き助けを頼りましょう。
 決して一人で対応しようと思わないでください。場合によっては、学校の寮生活、様々な施設での研修、ホームステイ、留学、キャンプなど、親から離れて生活する機会にゆだねることも良い方法となり得ます。

 多くの人格を通して子育てがなされることで、子どもは豊かに成長することも事実です

  
3.神にゆだねる 

 カンペキを目指す子育てはやめましょう。私たちは神ではなく人間なのです

 子が病気になったりケガをしたり・・・それを自分が悪いのでは?と責めがちです。しかし、しっかりやっていても、病気にもなるし、怪我もするものです。

 24時間見張ることは不可能ですし、そうしていても守れないものです。

 神にゆだねるということは、自分が神のようにすべてを見守り導くことができないと認めることです。24時間、子を見張ることは人間にはできないことを謙虚に受け止め、神にゆだねましょう!

そして、育ててくださるのは神であると知ること。

<Ⅰコリ3:6,7> 私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。

成長させてくださるのは神様です! 

食べ物を与え、しつけをする。それはできるでしょう。

しかし、成長させて下さるのは神様なのです。

植物を育てる例がここでは記されています。種を蒔き、植えることは人にできます。水をあげたり、肥料をあげることもできるでしょう。

しかし、芽を出させ、茎を伸ばし、葉を茂らせる作用自体を私たちが操作できるわけではありません。寝て、起きて、見たら、いつの間にか芽を出しているのです。


 握りしめず、子の成長に合わせてリリースしてあげましょう。そのことでお母さんたちも肩の荷を降ろすことができ、リフレッシュできます。そういう状態で接することで、新しい関係が生まれるでしょう。

ぜひ、子どもたちを、新しい環境に飛び込ませてあげましょう。
人見知り、内弁慶な子も多い。クリスチャン文化はある程度安心して送り出せる面がある。様々な講演会、教会の外のキャンプや交わり会等もぜひ勧めてあげましょう。

 

伝道者の書3章から、すべてにおいて神の主権があること。神の時があることを知りましょう。




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