東村山福音自由教会 ✞ Sunrise Chapel: 子育て「愛を伝えよう!」
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。(哀歌3:33)

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2023/04/12

子育て「愛を伝えよう!」

 *** 4/11(火)ママ’sカフェ講演 ***

子育て「愛を伝えよう」

コリント8:1 しかし、知識は人を高ぶらせ、愛は人を育てます。 

 大切な我が子を育てたいと思うのならば、「愛すること」を大切にしたいものです。聖書は愛が人を育てるのだと教えているからです。もちろん、知識が不要だと言っているのではありません。ただ、愛を抜きにした知的教育に偏るのならば、人のために知識を用いることができず、高慢な人間を育ててしまうことにもなりかねません。

 しっかりと愛され、また愛することのすばらしさ、尊さを伝えていく必要があるのです。


1. 愛を伝えることの難しさ

しかし、愛を伝えることは案外難しいものです。

以前、ある牧師夫人から聞いたお話です。その娘さん・・・と言っても、もう40を過ぎてからのお話でした。すでに立派な大人です。

ただ、その娘さんが「お母さん、私と出会えて良かった?」「私のこと、愛してる?」と牧師夫人であるお母様に質問されたそうです。夫人は「今更、そんなことを?」と驚きつつも、「出会えて良かったよ。もちろん愛しているよ」との返事をしたそうです。 


その後、しばらくして長い手紙が届いたと言います。

その手紙において、娘さんが言うには・・・本当は不安だった。出会えて良かったと言ってもらえないのではと思っていたと言うのです。そして、今回、「自分が愛されていると知ることができて良かった。」と伝えて来られたそうです。

「わかっているだろう」と思っていたものの、そうではなかったのです。言葉できちんと伝えることの大切さを思わされたというお証しでした。お母さんから愛されたという実感が持てなかったと。考えさせられますね。

親としては、多くの時間をさき、心配し犠牲を払ってしてきたつもり。けれど、子が本当に親から愛されていると感じられているかどうか、愛を受け取れているか・・・。

 

2.愛とは似て非なるもの・・・愛っぽいもの

何に関心を向けているか?宿題が終わったか?成績はどうなのか?親の言いつけ通りにしているかどうか?提出物を出したか?

これらには親はとても関心があるものです。

とある牧師の失敗談・・・自分の子のためにとても祈っていたと言います。ただし、その祈りの内容は、子どもたちがいい成績をおさめ、ちゃんと手伝いができて、いい子でいられるようにとの祈りだったそうです。

それは、自分にとって都合の良い子でいてくれるようにとの、自己中心の祈りであったと気づかされたと言います。

むしろ、自分の教え方、子どもたちへの愛の足りなさの方が問題だったのです。

それはその子ではなく、親の心が安心するための関心でした。

 子の自由にさせています! ・・・それは時に、子どもと衝突することを恐れ、腫れ物に触りたくないために、そうしている場合もあります。あるいは、親が自分のことで忙しいがために、自由にさせている。それらは、子どもの心への無関心とも言えます。

  あるいは、面倒見がいい親という場合も・・・ともすると自分が心配なので過干渉になっているというケースがあります。

 どちらもその子の心に関心を十分に向けられていない。向き合えていないという意味では似ているかも知れません。


3.本当の愛を教えられながら

ヨハ 13:34 わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 

 人間の考える愛は自己中心的な部分があります。

 これが愛だと思い込んでいるものがあるのです。ですから、イエス様からの愛を受け取り、教えていただきながら愛せると良いでしょう。


「いのちは大切だ」ではなく、「あなたが大切だ」と言われる方がずっと嬉しい。ノートルダム清心女学院の学院長を務められた渡辺和子さんはそうおっしゃっていました。

 中高生たちもキャンプにおいて心に残ったことがあったようです。

 イエス様が「私たちのために十字架で死なれた」ではなく「私のために十字架で死なれた」ということばが心に残った。

「あなたたち」ではなく、「あなた」。

「私たち」ではなく「私」ということです。

 

☆チャレンジしてみましょう!!

ぜひ、愛を伝えましょう!

1.ことばでしっかり伝えてみましょう  手紙でもOK

2.スキンシップをしましょう(特にスキンシップが嫌いでない子には)

3.時間を取って、本人が好きなことを一緒にやってみましょう





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