「子どもの心が見えますか?」
人はうわべを見るが、主は心を見る。(Ⅰサム16:7)
何を見張るよりも、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く。(箴言4:23)
聖書は心に目を向けることをとても大切にしています。子育ても、表面的な部分ばかり見て終わらず、その奥(内)にあるものをしっかりと見ていけるようにしたいものです。
「しつけ」というものも、表面的な行動をだけを直すのはあまり意味がありません。それは一時的なものになってしまいます(対処療法)。その行動のもとになっている動機、思い、叫び、不満などにしっかりとフォーカスできると良いですね。
そのためには?
関心を持ち、質問し、サインを見分ける。
正直なかなか見えないですね!!
ぜひ、子どもたちの心をよく見るようにしましょう。彼らのサインに目を向けましょう。
そういう部分に気づく時に、関わり方も変わります。「誰もが自分を正しく理解して欲しい」と思っているのです。理解してくれる人を求めている。特に子は、一番身近な親に自分をわかってもらいたい、認めて欲しいのです。親が理解してくれないと、ストレスになり、反抗や隠れた怒りをうちに蓄えてしまうことがあります。そして、親以外で理解してくれそうに見える人に流れていくことも・・・(時にそれが悪い道につながっている)。
ただし、子どもは大人ほどには自分の心の思いを親に正確に伝える力がありません(特に幼いうちは)。ゆえに、親が関心を持って見ていることが必要です。
※もしかしたら、子どもの方が親の心を読むのが得意かも知れません。子どもは難しい言葉の意味を理解する力が足りない分、親の目、口元、表情、声色、言葉の語尾、語気、そうしたもので親の心を読み取ることでコミュニケーションを補っています。
わざと困らせることをする。意図的に。・・・親の愛を確かめたい。見捨てられ不安などが背景にあります。
「どうせ~なんでしょ」「無理だし」「やってもしょうがない」
自信喪失、劣等感、自尊心が低い場合に出てきます。愛されていること、良いところを積極的にほめてあげましょう。
認めて欲しいという承認欲求が背景にあります。安心の土台を与えてあげる必要があります。しっかりと両親が認めてあげることです。
そしてその態度を友人に対してし続けると、良い関係が築きにくいことも教えてあげる必要があります。
ただし、謙虚さを教えるためには、十分に愛され、受け入れられていることを伝えることが先決
(5)子の特性を知る!