子育て講演「共依存の問題」
子育ての「共依存」について
「甘えさせてあげる」ことと「甘やかす」は全然違う?
「甘えさせてあげる」子どもの側からの甘えは、ある程度受け止めてあげる。
「甘やかす」の主体は親。頼まれもしないのに親が手を出しすぎるのは「甘やかし」。失敗しない先回り環境を作るのは「甘やかし」。
①親(子)がいないと、生きられない状態。
②間違ったこと、理不尽なことでさえ、親(子)の要求を受け入れてしまう。
③自分で決断できない。「自分がどうしたいのか」わからない。意見を常に必要とする。
※共依存状態の場合、子が親離れできないだけでなく、親が子離れできないケースも多い。
原因、共依存になりやすい傾向 親自身が・・・
① 社会と関わるのが苦手な人 → 狭い関係の中で自分の存在価値を見出したい
② 心の不安定さを埋める → 安心のために過保護になり、依存的に。
③ 子どもが可愛くて仕方がない
④ 自己肯定感の低さ → 子どもに尽くすことが自分の存在価値になっている
解決策は? 方法は意外に難しくない!
① 色々な人と関わる機会を意図的に増やすこと
② 様々な趣味を楽しんだり、仕事をしたりする。教会の奉仕もいい。
③ 学んで自分を客観的に知る。カウンセリング。
④ 可愛いからこそ、旅をさせる機会を作る。
愛しているからこそ、手放し、成長させる必要があることを知ること。
「子育ての目標」は子の自立。親の助けがないと色々な事ができない場合、困るのはその子自身。
⑤ 自己肯定感を高める 聖書を学ぶのは最高!
子どもを自立させることは、実は親にとって心の痛みを伴うもの
・・・さみしさ 不安 子が苦しむ姿を見守る
詩篇23:4 「あなたのむちとあなたの杖」 それが私の慰め。
神様は時に愛する者にむちを加える。突き放し、試練を通らせる。ご自身胸を痛めながら。
箴言13:24 むちを控える者は自分の子を憎む者。子を愛する者は努めてこれを懲らしめる。