東村山福音自由教会 ✞ Sunrise Chapel: ヨハネ13章34-35節「愛に根ざした伝道」(共同体としての愛の伝道)
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。(哀歌3:33)

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2023/08/30

ヨハネ13章34-35節「愛に根ざした伝道」(共同体としての愛の伝道)

 テーマ説教 ヨハネ13:34-35「愛に根ざした伝道」

(共同体としての愛の伝道)

当教会では、キリストの愛に根ざして宣教することを教会理念としている。
愛のない伝道。愛を伝えない伝道は、神の喜ばれるものではないと考える。

確かに「みことばを宣べ伝えなさい」と語られている。
でも、そのみことばは「文字」やうわべの「ことばだけ」を伝えるのではない。
中身のないものは、人のハートには届かない。
みことばは、神の愛に満ちている。


1.伝道とは何か。伝道の動機とは何か? 

(1)愛の動機で、愛をもって(愛によって)、愛を伝える (いずれも「神の愛」)

私の失敗談  
 教会を大きくしよう、成長させようと必死。
 教会のために人を救いに導こうとしていた。人のための教会ではなく・・・。
 愛を語りながら、愛の交わりが教会に築かれていないことに気づかされる。
 未信者に対しても、信者同士の交わりにおいても、愛が実践されていなかった。
 皆がお互いに孤独・・・それは、私自身の牧者としての未熟さであった。

・目の前に失われた人がいる。絶望している人がいる。苦しみ悩んでいる人がいる。滅びへと向かっている人がいる。そのような彼らが主の救いに与って、本当に幸せになれるように。 その愛の動機で愛を伝えるのが伝道である。しかも、愛によって伝える。

(2)「愛」は一人ぼっちでは伝えられない

・神様は愛の神(三位一体の交わり)
どんなに熱心でも孤独な信仰者でいる限り、キリストの愛を伝えることはできない。

34節 わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。

わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 

 

「わたしがあなたがたを愛したように」・・・無償の愛、すべてを捨ててささげる愛 

 無防備、スキだらけになって弱さを身にまとわれたイエス様の愛

神としての栄光を後にし、小さな有限な人間の赤ちゃんとなり、貧しい家に生まれ、まさに無防備になって人々の隣人に。ゆえに、罪人たちも子どもたちも集まった。

・私たちは、お互いに鎧を着こんで、傷つかないように歩んでいないだろうか。

 自分を守るため。傷つきたくないから。

 私が先に鎧を脱ぐこと。イエス様がそうされたように、愛し合うならば、「それによって、あなたがたわたしの弟子であることを、すべての人が認めるように」なると語られている。

 

2.チーム伝道  教会が一つのチームとして伝道していく 

(1)個人伝道(personal evangelism)? 「孤人伝道」にならないように!!

孤独で一人ぼっちな伝道はみこころではない。決して孤独にならないように

教会の交わりで分かち合い、祈り合う。一緒に痛み、一緒に悩み、一緒に方策を考え、一緒に祈り、そして協力し合って主のみわざを喜ぶのです。

1人なら勇気が出なくても2人、3人なら勇気が出る

・教会での伝道は「チームでの伝道」 

イエス様はいつでも弟子たちを二人ずつ遣わされた

34節で、わたしは「あなたがたに」新しい戒めを与えると主は言われた。

「あなたに」ではなく「あなたがたに」あなた一人が愛の人になることではなく、弟子たち皆で愛の共同体になるよう主は命じられた

(2)一人の人の救いのために・・・ 35節「互いの間に愛があるなら」

互いの賜物をささげ合って! 全員が同じように伝える必要はない

 ・伝道集会、コンサートなど。あらゆる奉仕者が関わっている。

 

3.救いをともに喜ぶ共同体になろう。 

(1)ルカの福音書15

 ・パリサイ人、律法学者の問題(1-2節)

 ・イエス様の心からの願い:人が悔い改め、神に立ち返ること710節)

  これをともに願い、喜んで欲しいのだと伝えている。

 ・私たちも愛し合う交わりの中で、一緒に神の愛を伝えていき、その救いをともに喜ぶ者となろう。




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