*** 7/31(水)祈祷会 説教概略 ***
本日はいつもの説教とは少し異なるかたちで、先週末持たれたユースキャンプの恵みをお証ししたいと思っています。多くの祈りが積み上げられたことを実感できるキャンプでした。恵みが豊かにあったキャンプとなりました。本当に祈りの大切さを教えられましたし、祈られているキャンプはこうなのだ!と改めて教えられたのです。
すべてを導いてくださった主をほめたたえます!!
そして、このために本当によく祈ってくださった皆さん、支援くださった皆様、奉仕者のお一人お一人にも心から感謝!
今回は最近の温泉、サウナブームに乗っかり「つかろう!イエスの湯!」というテーマにて持たれたキャンプでした。エペソの3章19節がテーマ聖句です。
人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。そのようにして、神の満ちあふれる豊かさにまで、あなたがたが満たされますように。
イエス様の愛の成分で満ちたイエスの湯にたっぷりと浸かるというテーマです。そうやって、心の隅々にまで、人知を超えた「キリストの愛」が染み渡るように願っておりました。そして、神の満ちあふれる豊かさを皆が体験できるように。なお、ここでは「あなた」ではなく「あなたがた」と語られています。「あなたがたが満たされますように」と、個人ではなく、信仰の共同体を意識しています。ひとりぼっちで浸かるのではなく、イエスの湯を愛する者たちで、一緒に浸かり「裸の付き合い」、つまり「本音の交わり」を持てるように。
このテーマを神様はみことばの通りに、体験させてくださったと振り返っています。疲れていたはずですが、キャンプ後も家に帰りたくないと教会に残っていた子たちもたくさんいました。イエスの湯の心地よさを知り、互いの交わりも深まったからです。
ただ、多くの場合、キャンプ前に戦いが始まります。悪魔の妨げです。後ろ向きになる人々、弱気になる人々もいて、彼らのために祈ることが大切な備えとなりました。また、忙しさの中で準備が間に合わない、詰められていないという部分も必ず出てきます。これは何回やろうと必ず起こります。そういう状況下で、何よりもキャンプのプログラムや運営に意識が行ってしまい、参加者ひとりひとりの人格や霊性に関心を向けることが後回しになること。これこそが、悪魔の誘惑であり、決して見失ってはいけないことでした。
あえて申し上げるならば、プログラムが大幅に崩れることがあっても、それぞれの心や霊が、主にあって取り扱われ、豊かにされるならそれで良いのです。それが良いのです。思うようにいかない部分、計画通りにならない想定外のこと・・・実はそこにこそ、人の理解を越えた神様の驚くべきみわざが起こるからです。私たちの弱さのうちに、主の力は完全に現れるのです。
今回、私は忙しさの中で、そのことを自分自身が問われ、これまで以上に祈らされました。皆さんにも祈りを要請し、多くの兄姉が参加者ひとりひとりの名を挙げて祈ってくださったと信じています。主はそれをご存じです。
その祈りが積まれ、予定していた人全員が参加することができました。コロナや様々な感染症が流行りまくっているにも関わらず!キャンプ前必ず不安になる人がいるにも関わらず!すばらしい主の守りではないでしょうか。
より豊かな恵みは、参加者の成長です。それぞれが本当に主にあって取り扱われ、成長している姿を見させていただきました。困っている子を助けたり、進んでお手伝いをしてくれる子がいたり、イエス様をこれまで以上に求める姿もたくさん見させていただきました。
予想外のことも起こりました。私たちの予定していた計画通りにはいかない部分も起こったのです。当然、私たちは慌てます。不安になります。慌てます。
しかし、神様はすべてをご存知なのです。むしろ、あえて神様がそうなさってのではないか!?と思えるほどです。
私たちは自分なりの道を思い描きます。計画通りに行くことこそ、最善であるかのように思い込んでいます。そして、予定が崩れたり、想定外のことが起こるとイライラし、喜びが失われ、まるで失敗しているかのようにさえ思うかも知れません。
しかし、主のプロジェクトは進んでいるのです!
サプライズに満ちた、最善のご計画です!
私たちの計画は破綻しました。ところが、それゆえに、助け手が現れ用いられ、また、それゆえに神の力がそこに働きました。それぞれの賜物が生かされました!
人知をはるかに超えた神の豊かなご計画、想定外の神様のみわざがあることを教えられ、主を賛美いたします。
エレミヤ33:3 『わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答え、あなたが知らない理解を超えた大いなることを、あなたに告げよう。』
神様を呼び求めた私たちです。
そして、「そうすれば、わたしはあなたに答え」とあるように、主は答えてくださいました!! しかも、それは、私たちの知らない、理解を越えた、大いなるみわざでした!
引用元聖書
<聖書 新改訳2017>
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