東村山福音自由教会 ✞ Sunrise Chapel: ルカ24章13-35節「心燃やされるキリストの復活」
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。(哀歌3:33)

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2026/04/06

ルカ24章13-35節「心燃やされるキリストの復活」

*** 4/5(日)主日礼拝 説教概略 ***

 私たちの人生に「失望」は付き物です。期待が裏切られ、信じていたものが崩れ去り、何に望みを置いて歩めばいいか分からなくなります。ですから、人には、どのような時にも心から信じられる何かが必要なのです



 私自身は18歳でキリスト信仰を持ちましたが、その時に感じた事は、自分の中に揺るがぬ土台が出来たという感覚でした。そして、牧師となった今もこう思うのです。「別に宗教に興味はない。ただ、信じられるものが欲しいのだ」と。疑いばかりの人生は、脆く寂しいではありませんか。

 今日のみことばには、「キリストが自分たちを置いて死んでしまった」と思い、絶望した二人の弟子が登場します。しかし、実は、主イエス様は約束通り、死からよみがえっておられたのです。絶望していた二人でしたが、復活の主と語り合い、ともに過ごした時、ごく短時間であったにも関わらず、心燃やされ、新しい人生に歩み始めたのです。

 皆さんは胸が熱くされる何か、信じて夢中になれる何かを持っていますか。一緒に胸躍らせる道、熱くなれる道を聖書から教えられましょう。

 

1.失望している人々  

 二人の弟子がエルサレムからエマオという村に向かっていました。エマオはおそらく彼らの出身地。今、希望を失い暗く沈んでエマオへ帰ろうとしていたのです。なぜでしょう。20節にあるように、罪も汚れもないイエス様が十字架の上で死刑にされたからです。

 彼らは「この方こそ我々を解放し、救ってくださるお方だ」と望みをかけていました。それなのに殺されてしまい、途方に暮れていたのです。

 私たちの人生も似たような事が起こります。信頼を寄せていた人、期待していた何かが突如失われることがあります。とっても頑張ってきたのに努力が報われず、将来が見えなくなることもあります。エマオへ向かう二人の弟子は、まさにそのような心境でした。人生をかけて、死をも覚悟してイエス様について行こうと思った。なのに、肝心のイエス様が死んでしまったのです

 しかし聖書はこのように言います。「神に信頼する者は失望させられることがない」と。これを信じませんか?

 このことばは真実でした。二人が歩いていると、一人の人物が近づき、彼らと一緒に歩き始めたのです。実はこの方こそ死から復活したイエス様でした。ところが彼らは、16節にあるように、目がさえぎられていて、イエスであることが分からなかったのです。「生きているはずがない」との思い込みと信じない心が、彼らの心の目を盲目にしたのかも知れません。

 イエス様を信じる前の私がそうでした。イエス様は色々な機会に私に語りかけておられました。何度も教会に誘われ、聖書の話を聞き、クリスチャンとの出会いもありました。でも、見ようとしませんでした。信じようとしませんでした

 ところが後になって気づいたのです。私のすぐ横でイエス様はずっと待っておられたのだと。どんなに無視されても、主イエス様はすぐ側で待っていてくれました。私の横で何度も語り続けてくださったのです。それで今があります。

 あなたを諦めないのがイエス様です。あなたと歩みたいのです。下を向き絶望するあなたを放っておけないのです。ですから、この二人の弟子に来られたように、あなたのもとにも来られているのです。分からないままの彼らは、イエス様にイエス様ご自身の話を一生懸命しました。それは少し滑稽です。その内容は19-24節にありますが、イエス様のすばらしさに始まり、十字架の死と復活が語られています。これだけの話ができる知識がありながら、彼らの心は暗く沈んでいたのです。

 そこでイエス様は言われました。25-26節です。

25節 そこでイエスは彼らに言われた。「ああ、愚かな者たち。心が鈍くて、預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち。
26  キリストは必ずそのような苦しみを受け、それから、その栄光に入るはずだったのではありませんか。」 

 知識ではなく、神のみことばである聖書を信頼することが大切なのです。聖書はずっと、イエス様の復活を約束していたのです。イエス様自身もそうでした。信じない心は失望への道となります。

 

2.復活のイエスに目が開かれるとき  

 さて、エマオの村の付近に来た時、この二人はイエス様に「一緒にお泊まりください」と懇願しました。イエス様とは分からないけれど、彼らの心は聖書の話に励まされ、もっと話したいと望んだのです。そこでイエス様は留まり、一緒に食卓に着きました。イエス様がパンを取り、神をほめたたえて彼らに渡された瞬間、あることが起こりました。31節で「すると彼らの目が開かれ、イエスだと分かった」のです。その後すぐ、イエス様の姿は見えなくなりましたが、二人は「はっ」として、あることに気づいたのです!! 

32  二人は話し合った。「道々お話しくださる間、私たちに聖書を説き明かしてくださる間、私たちの心は内で燃えていたではないか。」 

 彼らは思い当たったのです。「そうだ!あの方が聖書を説き明かし、みことばの真実を語り合う間、ずっと私たちの心は燃えていたではないか。熱くなっていたではないか。かつてイエス様と神の国を語り合ったあの日のように!主イエス様はよみがえられたのだ!」と。

 キリストとともに生きる人生は喜びです。真実な聖書のみことばを語り合い、その恵み分かち合う時、慰められ励まされ、胸が熱く燃やされるのです。

 受験で上手くいかず苦しんだ高校生がいました。でも、その経験からキリストの支えを学んだのです。彼は言いました。「自分がクリスチャンで良かった。イエス様を信じることなしには乗り越えられなかった」と。本当に苦しくて自分の足では前に進めそうもない時に、イエス様が背負ってくれていたのです。胸が熱くなりました。 

 たい焼き屋さんをしているあるクリスチャン女性。雨風がひどい日に売れ行きが悪くあきらめていました。「沢山残るな~」と。そんな酷い大雨の中で来てくれたご夫婦がいました。彼女は嬉しくて感謝の気持ちを込めて、たい焼きを1つ無料でプレゼントしました。イエス様から示された愛の贈り物です。すると、それからしばらくして、もう一人のお客さんが来られ、「たい焼きはそれぞれ幾つ売れ残っているか」と聞いて来られました。在庫を答えると、なんとそのお客さんがすべて買い取って下さったと言うのです。聖書の中に、「小さな者の一人にしたことは、わたしにしたのです」とのイエス様のことばがあります。イエス様の教えの通り、目の前の一人に愛を示した時、神様からの何倍ものお礼の贈り物が与えられた・・・そんな気がしました。胸が熱くなるのです。

 この絶望していた二人の弟子も胸が熱くなりました。燃えて来ました。イエス様は自分たちを見捨ててなどいなかった。いや、わざわざ、こんな田舎まで来てくれた!小さな取るに足りない我らのところまで来てくれた!約束を果たし、死からよみがえったのです。罪の結果である死に勝利され、信じるすべての者に罪の赦しと永遠のいのちをもたらされたのです。彼らを失望させるどころか、死に勝利され永遠のいのちの保証を与え、大いなる希望をもたらしたのです。「わたしを信じる者は死んでも生きるのです」という主イエスのことばの通りです。

 それで彼らはどうしたでしょうか。33節にこうあります。「二人はただちに立ち上がり、エルサレムに戻った」と。彼らは心躍らせるようにして、急いでエルサレムへ引き返して行きました。このエマオからエルサレムまでは約11km。ようやく着いたのに、しかも夜だったのに、彼らは急いで引き返すのです!これから自分たちにはやるべき使命がある!故郷で寝転んではいられない!復活したイエス様のことを皆に伝えければ!そう心から思えて胸が熱くなったからでしょう

 彼らがエルサレムに向かう足取りは、羽が生えたように軽かったことでしょう。少し前まで、絶望し下を向いてトボトボと歩いていた者を、飛んでいるかのように走らせる復活の喜びです。彼らがエルサレムに着くと、弟子仲間らが集まっており、既にイエス様復活の話で持ち切りでした。彼らもそこに加わって、興奮して語り、喜びにあふれたのでしょう。

35  そこで二人も、道中で起こったことや、パンを裂かれたときにイエスだと分かった次第を話した。 

 これがイースターです。よみがえり、今も生きておられるイエス様を一緒に語り合う時です。一緒に喜び、一緒に復活の希望を喜び、イエス様の救いを喜ぶのです。

イースターはただの宗教行事ではありません。いや、キリスト信仰は戒律を守るばかりの形式的な宗教などではありません。本当に死から復活され、生きておられるイエス様と、心を通わせながら、胸を躍らせ熱くなりながらともに生きる人生です。そして、エマオの弟子たちのように気づいていないだけで、本当はいつも、主イエス様はあなたの側におられます。語りかけておられるのです。「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」と。

罪と死をも打ち破る復活の主イエスの力は、あなたのたましいを滅びから救います。死んだような絶望の心にいのちを与え、冷たくなったその心を熱く燃やし、生気を失ったその目に輝きをもたらします。今日、この復活の主を知ることができるなら、それは心躍り胸熱くなる人生の始まりです!キリストにあって一緒に熱い夢を見ませんか?


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