*** 2/15(水)祈祷会 説教概略 ***
ヨブ記16,19章「イエス様がおられるから」
先日の朝、ものすごいダルさと胃の気持ち悪さ、胃液の逆流する感じがありました。その日、一気に熱が上がり39.5度まで・・・ 数日間、体の不調はなんとなくありましたが、熱自体は概ね一晩で下がり、検査ではコロナ、インフルは出ず、結局よく分かりませんでした。ただ、やはりそれだけ体調が悪いと何もできず・・・神様を求めることすらほぼできない自分がいました。
聖書は、個人主義的な信仰ではなく、神の民、神の家族としてともに歩むことを大切にしています。「ひとりぼっちのクリスチャン」という考え方は聖書のどこにもありません。実際、神様は、信仰というものを共同体として、交わりの中で保つことを教えておられます。なぜなら、神様ご自身が、そもそも「三位一体」という交わりの神様でおられるからです。神様ご自身こそが、「父、御子、御霊の親しい交わり」を常に持って、協力してお働きをされているからです。
人を慰めるために口を開いたのに、かえってその人を落ち込ませてしまうということが起こります。正論を並べ、その人の問題点を指摘し、「こうすればいいじゃないか」と方法論をぶつけます。そこには、人の痛みを理解し、寄り添う姿勢が欠けているのです。
ヨブの3人の友人のうち、最初はエリファズ、次にビルダデが語りました。そして、最後にこのツォファルです。最後に発言していることから、この3人の中では一番若く経験が浅いのではないかとも言われます。それでいて知識はあるとの驕りが感じられ、この3人の中でも最も「人の心を理解することに欠けている」人物であるように見えます。