東村山福音自由教会 ✞ Sunrise Chapel: 子育て
主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。(哀歌3:33)

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2021/05/26

子育て「心のゆとり、遊び心を持とう!」

*** ママ’sカフェ講演(5/18分) *** 

子育て「心のゆとり、遊び心を持とう!」

子育ては365日、24時間営業。
真面目な人ほどいくらでも頑張れてしまうのが子育ててです。

そして基本、減点方式で評価されてしまう傾向もあります。

2021/04/13

ワンオペ育児 & インスタント育児

ワンオペ育児

「ワンオペ育児」ということばをご存知でしょうか?「ワンオペ」とは、ワンマン・オペレーションの略です。深夜のレストランなどで人手が不足するために接客も調理もレジも1人でこなす状態を指します。ですので「ワンオペ育児」とは、伴侶や祖父母、知人の手を借りずに一人で仕事も家事も育児もこなし、悲鳴を上げているような状況を指します。

 核家族化、周囲の手助けの減少、多忙・共働き、離婚などによって「ワンオペ育児」となり、疲れ果てるお母さんが増えているのです。今や学校の先生もそんな感じですよね。

これらの問題で一番被害に遭うのは、実は子どもたちなのです。

2021/02/05

子育てと「自己管理」

 
序. 自制心を養う
 
 自制心を養うことは、子どもの自立において大切なテーマです。

 私たち大人においても自己管理、自制ができているかと問われれば、「う~ん」と答えに窮してしまうのではないでしょうか。しかし、カンペキではないにしても、大切なことを大切にすることができ、仕事や家事のなすべきことをなして、バランス良く余暇も楽しんでいる人もたくさんいらっしゃるでしょう。

2020/11/17

子育てと目的意識

*** 11/17(火) ママ’sカフェ ***

クラーク博士の名言「少年よ、大志を抱け」は有名です。今でもこの方の名前の付いた学校がいくつもあります。しかし、クラーク博士の実際の意図はBoys be ambitious in Christ」であったと言われています。私も少し文献を拝見したことがありますが、文脈的にもキリストにあって大きな志を持って生きて欲しいということがあったと見受けられます。

若い世代に対する熱い使命感を持っていたクラークさんだからこそ、子どもたちが大きな志を抱いて生きていくことが、彼らの成長と人生においてどれだけ重要かを知っていたのだと思います。

2020/06/09

子育て「子どもの孤独」

*** 楽しい子育て ***

子どもたちの孤独の問題


世界で最も恐ろしい病は何でしょうか?

2020/05/14

子育て 「怒りではなく懲らしめ(叱ること)」


 「怒りではなく懲らしめ

「わが子よ、の懲らしめを拒むな。その叱責を嫌うな。
 父がいとしい子を叱るように、は愛する者を叱る。」(箴言3:11-12

 自粛生活が長くなると、一日中子どもたちが家にいてお母さんたちが一人になれる時間がないという課題があったり、また働くお母さんとしては家にお子さん一人でずっといることが心配であったり、学校給食がないので食事の用意の大変さがあったり・・・

 とにかく普段とは異なるストレス、イライラが起こりがちです。

 そんな時に神様のみことばに耳を傾け、教えられるならば少し違った視野が開かれ、落ち着きが与えられます。
 
 ここでは「懲らしめ」「叱責」「叱る」という3つのことばで、神様が人を教え導かれることを教えています。

 その目的は成長してより良い者になることす。

 人には本能的に「良くなりたい」という願いがあります。

 少しでも成長して、ちょっとでも良くなると私たちは嬉しいですよね。
 その良くなるために主なる神さまの愛から出ている「懲らしめ」や「お叱り」を受け入れなさいと言われているのです。

 実に教え導く者こそ、神様から謙虚に教えていただく者になることが成長の第一歩です。まず自分自身が、人生の手引書である聖書から、私たちも子どもたちも造られた神様から教えを受ける者になることこそ、Good Mom、Good Dadへの近道です。


 それと同時に、このみことばは私たちが親の立場であると考えた時に、一つの良い模範なのです。私たちは子どもたちを注意する時にどうしているのでしょうか?

 皆さんに考えていただきたいのは、「懲らしめ」や「叱る」ことと「怒る」こととはどう違うのか?ということです。
 
 「怒る」というのはより感情的です。悪に対する正義の怒りは聖書も認めており、必要なものと教えています。でも、そうでない怒りがありますよね?
 自粛生活でイライラする。ストレスをためていて。相手の行動が気に入らなくてイライラ。感情で怒りをぶつけることは指導とは言わないのです。

 それは「自分のため」だからです。

 ちなみに「懲らしめ」というのは、ネガティブなイメージがあるかも知れませんが、その意味は「悪い事をした人に罰を与える等して二度とそうしないようこらしめる」ということです。ですから、悪くないのに自分がイライラして感情をぶつけてしまうのは懲らしめではないわけですよね。また、不適切なほど怒ってしまうこともそうでしょう。

 最初に学びましたように、懲らしめ・叱責の目的=その子が良くなることです。
 子どもたちのしつけのために神様から教えられているのは、愛をもって落ち着いて「懲らしめること」「叱ること」なのであって、怒りをぶつけることではないということ。

 「いとしい子」「愛する者」とみことばにあるように、感情ではなく愛によってなすのです。

 昨日の祈祷会メッセージでも、感情を「悪魔のしもべ」にしてはダメですよ~というお話をしました。感情も神様がくださっている良いもの。だからこそ、罪の道具、悪のしもべにしちゃいけない。

 だからこそ怒りを上手におさめて、愛の心で叱り指導するということに心を留めましょう。祈ってから叱るという習慣がつくと良いかもしれません。

 私もよくしくじっています。
 感情的になってキレても、相手には「怖かった」という記憶だけが残り、中身が残らないということがあります。逆に、怒りが現れているにしても、きちんと相手を心から思い、愛するゆえの情緒であるならば、それは相手に良いメッセージとして伝わります。本気で自分を心配して叱ってくれているんだなというのは、その時は受け止められなくても、少し冷静になった時に心の深いところに残っているものです。

 自分のために「怒る」のではなく

 子を愛して「叱る」を大事にしましょう。

※他の「子育て」についての記事はコチラ


2020/02/07

子育て「わが子に信頼を伝える」




 愛するわが子に信頼を伝えること。それは良いコミュニケーションとも言えます。
人は疑われて育つのではなく、信頼され任されゆだねられ、失敗もしながら成長するのではないでしょうか。
 
確かに神様というお方は100%信頼に値する方ですが、子どもたちは罪ある存在です。
善悪の判断も十分にできないこともあります。
 
しかし、それでも「どうせ無理だろう」という前提で伝えるのではなく、「わたしの愛するあなたなら、きっとできる。約束も守ってくれるはず!」と信頼を伝えつつ励ますことは子どもの心を励まし育てます。

十戒の秘密・・・
否定未完了形「してはならない!」という訳をせざるを得ない面もありますが、実は持っている意味は「わたしの子であるあなたがたは・・・しないはずである」というニュアンスです。戒律ではなく人への信頼と期待が含まれているのです。
 
私の愛するあながたは、こんなことをするはずがないですよね?という期待と信頼の現れです。ですから神様は人に対して、何度失敗しようとも語りかけられるのです。
 
「殺してはならない」 → 神が愛しているあなたがたは「殺すなんてしないよね。そんなはずがないよね」という意味です。
してはいけないという倫理を教える面はもちろんありますが、それだけでなくそれを守ることができることを期待し、神からの信頼の呼びかけであることを覚えます。

 
人は、全く信頼されていないと、悪いことをかえって選択してしまうものです。
「ウソをつくなと100回教えられる」よりも、「あなたの言うことを信じるよ。だから正直に話してね。」と伝える方がずっと効果的なのです。


例)☆お手洗いの張り紙 

①「きれいにお使い下さい」「汚さないようお願いします」と書かれている場合と

 
②「いつも綺麗に使っていただきありがとうございます」と書かれている場合

 単なる言葉の問題のようですが・・・与える印象がだいぶ違います。
 人は 期待され、信頼されると、そのような者になろうと思うので②の方が効果的ですし、お互いに気分を害する感じになりにくいと言えます。

 箴言12:18 軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし、知恵のある人の舌は人を癒やす。

 子どもたちは、もちろん人間ですから信頼を裏切ることがあります。けれど実はそれは私たちも同じではないでしょうか。大人こそ子どもたちの期待をより多く裏切っています。

イエス様の一番弟子ペテロの話があります。彼はイエス様にどこまでもついて行くと豪語していましたが、3度もイエス様との関係を否定します。保身のために信頼を裏切ってしまいます。その後彼は自分の罪に号泣するのです。

けれど、イエス様はどうなさったのでしょうか?
このペテロを信頼して大きな責任をお任せになったのです。彼は今まで以上に良い働きをする者になりました。

信頼を裏切った時、反省してないようならきちんと言い聞かせるべきです。責めるというよりも、親の気持ちを伝えることが大事。約束を守ってくれなかったことがとても悲しかった。神様も悲しんでいる

しかし、十分反省し、悔いているなら → 励まし、信頼し、またチャンスを与える

 
年齢と共に次第により大きなことを任せていくようにしたら良いでしょう。

そうやって信頼して任されることで子どもたちは徐々に成長し、その信頼にふさわしい者へと成長していきます。

 思春期以降は、「信頼して任せる」ということをより増やしていく必要があります。親が気になって言い過ぎると、結局は「信頼してくれてないのだな」「頼りないと思っているのだな」、「ダメだと思われているんだな」と子どもたちは感じ、自信を失います。ひいては親への信頼をも失いかねません。

 未熟なことがわかっていても、失敗することも含めて「やってみなさい」と任されることで、子どもたちは成長します。親に助けてもらいながらでも、自分でも頑張ってやれた!というのが将来への自信と成長につながります。

今までは親が7割、子どもが3割で責任を分割していたとしたら、徐々に親の責任割合を減らしていきます。思春期の子たちは、親3割、子ども7割ぐらいでもいいでしょう。

どうか、信頼していない前提、疑う前提で話さず、「何度でもあなたを信じて期待するよ」と子どもたちに伝えて欲しいのです。


2020/01/17

子育て「子どものストレスケア」



 私たちが生きていく上ではストレスは人それぞれであり、それをなくすことは不可能と言えます。しかし、ストレスに対して上手に対応することはできます。
 
そしてこうしたストレスを上手にクリアすることで、人は豊かに成長することもできるのです。上手にストレスに対処する方法について、特にお子さんのストレスケアについてご一緒に学んでいきましょう。

 

2019/11/05

子育て「お母さんも安らがないと!」


 お母さん自身のケアも大切です。

自分自身にも、教えることにも、よく気をつけなさい。(Ⅰテモテ4:16

聖書にこうあるように自分自身にもよく心を配り、ケアされていないと良い子育ては難しいですよね。特に子育ては24時間営業の一大事業です!
親は親としてだけの働きじゃありません。お仕事や家事、ご主人の助けなど色々あるわけです。その中での過酷な働き!重労働。大変です。

2019/07/09

子育て「時には嫌われても・・・」


 近年は「友達親子」という感覚が増えているように思われます。
 
 もちろん、そのような親しい距離感は悪いわけではなく、むしろ良い面が多いと言えるかと思います。仲良くコミュニケーションできるということ自体は良いことです。
 ただし、ここに大きな問題があることを社会も今気づき始めています。

20191月のNHK「けさのクローズアップ」にて・・・

2019/06/11

子育て「わが子に対する読解力」



ウガンダの赤ちゃんは基本的にオムツをしないそうです。
それなのに排泄物であちこちを汚すということがあまりないと言う。
 
なぜでしょうか? お母さんが赤ちゃんのサインを読み取って、トイレでさせてあげるからだそうです。ウガンダだけでなくオムツをさせない国、民族は結構あるとのこと
 
西洋の学者さんが「なぜわかるのか?」と尋ねると、「逆になぜ、あなたがたは分からないのか」と質問を返されたと言います(『子どものサインが読めますか』汐見稔幸著より)。
 
先進国では、忙しさと便利さによって、母親が子の求めを読み取る力を失っているのかも知れません
 
赤ちゃんの頃はまだ分かりやすいので、日本人のお母さんでも同じ環境ならば、できるようになるとも思います。
ただ・・・少し考えさせられるのではないでしょうか。

親の子に対する「心の読解力」の不足 という課題についてです。

大人(親)たちは、子どもたちが発しているサインを読み取っているでしょうか?
 
もしかしたら、子どもたちの方が親の心を読むのが得意かも知れません。
 
子どもは難しい言葉の意味を理解する力が足りない分、親の目、口元、表情、声色、言葉の語尾、語気、そうしたもので親の心を読み取ることでコミュニケーションを補っているからです。
 
特に、親の「機嫌を読み取る力」には長けていますよね。
 
実際、コミュニケーションのうち、言語のみで伝えられているのは10%未満と言われます。残りの90%は言語外のコミュニケーションです。
 
実際子どもたちは、親の目、口元、表情、動作、声色、語気などによって親の心境を読み取っていることが実に多くあります。犬でさえ、怒られているかどうかは言葉の意味にではなく、声のトーンや表情などの雰囲気によって理解しているのです。
 

子は成長と共に社会性を身に着け、親の顔色をうかがいながら言わないことも増えてきます。本音を親にぶつけようものなら、逆上されたり否定されたりすることを学ぶと次第に話さなくなるのです。
 
ですから、子どもたちとの良いコミュニケーションのために、彼らの「サイン」をよく見るようにしましょう子どもたちの心の動きにしっかりと目を注いでみましょう
 
聖書にもこういうことばがあります。

 
 人はうわべを見るが、主は心を見る。(Ⅰサム16:7)

 神様は人間の心、魂の深みまで見通され、言葉にならない叫びまでも読み取ってくださいます。私たちはしばしば表面的なものしか見ておらず、お互いの必要に寄り添うことがなかなかできないのです。
 
 


1. 子に対する健全な関心を持つこと

<<不健全な関心の持ち方>>

①過保護子どもが自分の予測を超える生き方をすることが不安。自分が不安にならないように、必要以上に自分の保護下に置いてしまう。 結果として、「子どもがどうしたいのか」「どう感じているのか」に対しては、関心が薄れてしまう。

②放任主義:親自身が自分のこと(仕事や介護、自分の目の前の問題)で忙しいので、子どもに何でも任せすぎている。関心を払わないので様々なサインを見逃してしまう。自分の時間を取られる、自分の心が乱されることがイヤ。

「健全な関心」とは、その子が大切にしていることは何か、最近好んでいるものは何か、何をされるとイヤなのか、どんな不安を抱えているのか、そうしたその子の本音の叫びに対する関心です。そこからズレると、親が知りたいこと、親が望むことばかりを聞き出すことに必死になってしまい、結果お互いの心が離れていきます

 

2. 「サイン」を知ること

・表情、目の輝き ⇒ 目が輝く瞬間を見逃さない! 

・不眠・食欲低下 ⇒ 強い不安や緊張。うつ的な状態の可能性。

・体に力が入っている ⇒ ストレスや恐怖に支配されている可能性。
             体が強張っていて硬い。

・自己主張、自慢話が多い ⇒ 認めて欲しい
 
・否定的なことばが増えてきた ⇒ 自信喪失、自尊心の低下の可能性。
 

 
 
神様に祈りながら、子どもたちの本当の必要に気づかせていただきましょう

  ※他の「子育て」についての記事はコチラ


2019/05/14

子育て「思春期と向き合う」



 
子育てをしている限り必ず通る思春期。
子どもによって思春期の通り方も様々ですが、多かれ少なかれ親は苦労をするでしょう。
しかし、この思春期をもう少し理解することで、ベターな対応をすることが可能になります。
 
思春期の特徴とその背景をよく知り、賢い関わり方を意識してみましょう!

 1.思春期の特徴

 ・イライラしやすくなる   ・疲れやすい     ・反抗的な態度  
 ・親から距離を置く     ・外見を気にする   ・感情的(特に女の子)理屈じゃない


 
これらは表面的なものに過ぎません。その背後に何があるのかをよく理解してあげることが、子ども自身をよく理解することにつながり、良い信頼関係を築くのに役立ちます。
 

では、上記のような特徴が現れる原因は何でしょう?  

 ① 急激な成長のゆえ
 
   この時期は子どもたちが急激に成長します。しかし、成長というのは心も体も同時に同じだ   
   け成長するものではないのです。ですので心身のバランスが崩れやすい時期と言えます。

   大人扱いして欲しい面と、子どもでいたい面の両者が共存。アンバランスな状態です。 
   成長に多くのエネルギーを消耗するので、とても疲れやすいとも言えます。

② 比較意識が強くなるゆえ
   
   自分のことも周囲のことも以前よりもよく見えるようになります。
   そうなると比較意識も強くなり、劣等感等も感じやすいのです。
   外見にも興味がわき、異性への意識も生まれます。
   他の人より成長が早くても不安になり、遅くても不安になります。
   皆と違うことに敏感です。

   ぜひ、こうした背景をよく理解し、本人が劣等感に悩んだり、不安になったりすることをよ 
   く理解してあげると良いでしょう。

 ③ 大人の前味
   
   子どもの頃は甘いコーヒー牛乳を飲んでいたのが、段々と大人の苦みのあるコーヒーを飲む
   ようになるということがあります。それと似ていて、思春期になると段々と大人の社会の厳
   しさみたいなものを、以前よりも知るようになり、意識し始めます。
 
   勉強も自分が頑張らないと良い学校に行けないし、部活動なども責任が伴ってきます。
   大人の前味を味わいながら、自立に向かって成長しますが、まだ不安がいっぱいなのです。

 
 
2.どのように関わったらいいの?
 

では、実際にこのような背景を抑えつつ、どのように関わると良いの


 (1) いつでもリスペクトを忘れない。
 
 次の聖書のみことばの場面を少し考えてみます。

ヨハネ4:6-7  そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れから、その井戸の傍らに、ただ座っておられた。時はおよそ第六の時であった。一人のサマリアの女が、水を汲みに来た。イエスは彼女に、「わたしに水を飲ませてください」と言われた。



 イエス様の関わりによって、とても傷ついたひとりの女性の心が開かれ、そのことばがしっかりと心に入っていきます。それはなぜか?
 この女性、サマリヤ人であり、ユダヤ人であるイエス様とは関係的に犬猿の仲にある民族同士。しかも、この人は5回結婚に失敗、6人目の人と同棲中。一目を避けるようにしてひっそりと生活していましたし、女性蔑視の時代背景も手伝い、昼間にこんな会話をすることはあり得ませんでした。ところが、イエス様のほうからこの女性の人格を尊重するようにして話しかけられ、水を飲ませて欲しいとお願いをしています。
 
 実に、この会話から彼女の心が開かれていき、彼女は大きく変えられていくのです。
 
 思春期の子は、大人にとって「異文化の人」のように思えるかも知れません。また、上から目線で指導すべき相手としてのみ見えるかも知れません。あるいはまだまだ未熟な子として、しばしばその意見も軽んじるでしょう。
 
けれど、その関わり方がかえって思春期の子どもとの溝を広げてしまいます。
 
ぜひ、次のことに注意してみましょう。
 

 ①上から目線はもうやめよう。対話によって真実を伝える努力。

 ②高圧的なやり方は反抗心や「内なる怒り」を強めてしまう。

 ③子ども扱いされることを嫌う。自立への歩みを尊重し、親の価値観を無理強いしない。

   一方的に親の考えを伝えるのではなく、子の意見を尊重してみましょう!

 
 
 大人でも思春期世代の子からとても慕われる人がいます。それはどういう人でしょう?それはまさに、思春期世代の子をリスペクトして、彼らの声に耳を傾け「一人の尊い人格」として彼らを尊び、向き合う人です。
 



(2) 真剣に愛する

  ①ダメなものはダメときちんと言うことが必要です。
   
   思春期だからと言って、当たらず触らず・・・では無関心だとも思われます。
 
   少々面倒でも、きちんと向き合ってあげましょう。
   ただし、感情的にやり合わなことが良いです。上から目線にならないよう。
 
   大人と対話をするように、「問いかけ」を用いて話すとGoodです!
   「あなたが先ほどやったあのことは、良いことだと思ってしたの?」
   「それをされた方はどう思うだろうね?あなただったらどう感じる?」
  
 などと、結論を急がずに自分で考えさせることが、リスペクトしつつも指導する良い道です。
 

  ②スキンシップで愛を伝える
 
   触れられるのをイヤがっているなら、無理にさわらず・・

   しかし、関心を持つこと!上手に触れること!肩をポンッでもいい。
 
   10代後半までスキンシップは必要です。
 

(3) 「理解」と「セルフイメージ健全化」

   子どもたちは理解されたいのです。
   
   自分の好みの音楽、好きな漫画、本、抱えているプレッシャーなど。
   親の一方的な断罪など一番聞きたくないのです。
 
   彼らには彼らの言い分、彼らなりの考えがあるので、まずはよく理解しましょう。

    
   「セルフイメージを健全にしていく助け」を!
 
   これは簡単に言うと、自分を肯定的にしっかり受け入れるお手伝いをするということです。
   自分は生きている価値がないといった極端な発想も、この時期には生まれやすいのです。
   ちょっと否定されたり、バカにされてもとても傷つきます。
 
   ですから、普段からその子が自分を肯定できるように伝えてあげましょう。
   その子の良いところ、すばらしいところをどんどん見つけて伝えてあげるのです。
   
   そして、それだけでなく、何かができなくても、うまくできなくても
   あなたは神様に造られたすばらしい尊い存在なのだということを伝えてあげましょう。
  
 
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2019/04/17

子育ては見方を変えると楽しくなる!



1. 知ることで劇的に変わる  

 知ること子ども達の行動の背景を理解するのに役立つ

 子育ては「知る」ことが大事。

 
 知らないと本当に苦労する・・・
 
 だから、まずは知りましょう!
 

例1)
 
赤ちゃん返り → 「あの頃は良かったなあ症候群」 
 
二人目が生まれた時に、上のお子さんが赤ちゃん返りをすることがあります。親としてはとても大変です。ただでさえ、生まればかりの赤ちゃんの世話に忙しいのに、上の子まで赤ちゃんのように甘えて来るともう手がいっぱいです。
 
お母さんも余裕がなくなってしまいますよね?
 
でも、その背景や理由が見えると、対策ができるのです。
 
赤ちゃん返りは、簡単に言えば「あの頃は良かったなあ症候群」
 
赤ちゃんだった時はママを独占できていた。泣けばすぐに抱っこして、甘えさせてくれていた。でも・・・自分がお兄ちゃん、お姉ちゃんになった時は、ガマンさせられる。ママを赤ちゃんに取られた!!さみしさが出るのは当然ですよね。それでお母さんの愛情欲しさに、自分も赤ちゃんのようになって関心を引きたいのです。
 
それが見えてくると、意識的に少し甘えさせてあげよう。上の子にも関心を向けて、大げさに可愛がってあげよう!そうすると、愛のタンクが満たされてくる・・・それに、なんだ可愛いわね!と楽しむ余裕まで出て来ることもあるでしょう。

 私たちは理由がわかると気持ちも整理できるのではないでしょうか。

 
例2)
 
反抗期  →  「成長期」と理解する

反抗期ほど、親にとっての試練はありませんね。でも「反抗期」という表現自体、表面的な現象を現しているに過ぎず、中身を正しく現わす表現ではないことに気づきましょう。
 
では、実際に起こっている中身とは何でしょうか?
 
それは・・・子どもが自分の意志を表し、親の言う通りにロボットのようにはしたくないという主張です。それは自我の芽生えであり、色々助けは必要だけども自分の思うとおりにやってみたいという気持ちの表れです
 
ですから、これは単純な反抗ではなく「成長のしるし」なのです。
むしろ・・・成長しているんだな~と楽しむことさえできるのです。それにこの中身を理解して、対応すると個人差はあるものの、反抗をあまり経験しないで子育てすることも可能です。子どもだって「反抗」が目的ではないからです。
 
このように見方を変えると、つまりもっと本質を知ると、子育ても楽しむことができるようになってきます。心にゆとりが生まれるからです。
 
 
真理はあなたがたを自由にします。(ヨハネ8:32)

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聖書から学ぶ子育て

子育て支援サークル『ママ'sカフェ』にて、話されててきたお話しです。
以下のテーマで、子育てを励ますメッセージを随時UPする予定です。

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「子育ては見方を変えると楽しくなる!」

「思春期と向き合う」

「時には嫌われても・・・」

「今あるものを豊かに」

「子どものストレスケア」

「子育てと目的意識」






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